ロフト付き は、おもしろい - 2015/11

ロフト付き って良いですよね。隠れ家というか何というか。
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2015年11月
         

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『心をダイヤモンドのように
清らかで堅くて光るもの
にしてください。
神様が見ていて
助けてあげるようにと
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2015年11月30日(Mon)▲ページの先頭へ
「盗んだバイクで走り出す」という夢を見た

以下は夢に話ですので
深く考えないです下さい。

私は
夢を
「活き活き」と
見ます。

もちろんカラーで
みます。

物語性があるものもあれば
とりとめのないものもあります。

先日見た夢1

__________________
私と女房は
小さな小屋で
バイクを盗みます。

高速を
走ろうとするのですが
盗んだETCカードでは
問題だと言うのです。

警察が
検問していて
それをかいくぐって
逃げていくという
筋書きです。

バイクで走ると
風を感じます。

私は
バイクなんか乗ることが出来ないのに
こんな夢なんて

私は好きではありませんが
尾崎豊と関係あるのでしょうか。


__________________

本日未明に見た夢2

__________________

たぶん貴船神社の川床での
様子です。

どういう訳か
すき焼きを食べているのですが
川の水が
増えてきます。

濁流になってくるので
逃げるのですが
川上に逃げる人は
水に飲み込まれそうになります。

私は
一旦下流に逃げ
その後
おおきな平地様なところに行き
山の方に逃げると
山が
崩れてくるのです。

すごい
迫力でした。

でもすき焼きは
ぐつぐつ煮ていて
美味しそうですが
食べませんでした。

__________________

ホントにとりとめもない
話で申し訳ございませんでした。






















ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その27

特許の世界に
セカンドオピニオンがあるかどうか
わかりませんでしたが
頼んでみました。

知り合いに頼んで
2日後に
別の弁理士先生が
やって来ました。

知り合いの説明によれば
機械担当だそうです。

正子は
名刺を交換して
名ばかりの研究室の
片隅に
置いてある
キスワンを見せました。

先生は
一見して
「攪拌槽が外せるところが
新しいのですね」と
言いました。

正子は
キスワンのすべてが
新しいと思っていたのに
新しいところは
「攪拌槽が外せるところ」だけだと聞いて
少しがっかりしました。

頑張って設計した
蓋のところや
会社として高い経費を払った
非接触動力伝達システムや
内部が見える窓
内部のLEDライト
電線の圧力壁貫通機能
などは
新しくないと
遠回しに
言われてしまいました。

案分を
すぐに出すので
待っていて欲しいと
言って
帰りました。

待っている間も
実験は
行っていました。

チョコレートを
50℃で
フレッシュミルクに溶かして
キスワンで
泡立てると
生チョコレートのような
食感のものが
作れました。

新しいものだと
思いました。

しかしこれを
成形することが
出来ないのです。

いろんな方法を
思案中に
弁理士先生からの
案分が届きました。

セカンドオピニオンの
弁理士先生からの
案分も届きました。

正子は
ふたつの案分を
熟読しました。

書いてあることは
ほとんど
同じだと思いました。

弁理士として
見るべきところは
同じだと
言うことです。

社長も
正子も
納得して
特許申請を
行いました。

もうすぐ
年も明けるころ
餅の実験を
行いました。

キスワンにとって
すこし
力がいる
回転でした。

キスワンを見ながら
回転をはじめて
少し経ったとき
キスワンから音がしました。

回転が止まり
モーターが
ウーと
音を出していました。

正子は
慌てて
モーター
の電源を切りました。







2015年11月29日(Sun)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その26

社長はじめ社員全員が
キスワンの完成を喜びました。

完成した
キスワンは
法律上は
圧力容器の
規定を受けません。

小さいものは
除外しているのです。

圧力容器の
規定を受けると
取扱者が限定されたり
何年かに一度検査が必要だったり
大変なんです。

キスワンで
はじめて実験することになりました。

圧力タンクで
やった実験の再現ですが
スポンジケーキや
ホイップクリームについての
実験を行いました。

同じ様な
結果です。

条件を変えて
いろんな事をしました。

結果は
あまり変わりません。

作った
スポンジケーキの類は
会社のみんなに配ったり
家に持ち帰って
子供たちの
おやつにしたりしていました。

「役得だ」と
思いました。

餅なんかも
泡立てましたが
あまり変化はありませんでした。

そんな無理な実験を
何度かしました。

同時に
キスワン自体を
特許に出来ないか
弁理士先生に
依頼しました。

いつもの弁理士は
現物を見に来られて
写真を
何枚も撮りました。

正子は
説明をしました。

弁理士先生は
聞いて
うなずいていました。

特に質問は
弁理士先生は
しませんでした。

30分ほどの
現物調査でした。

社長は
正子から
弁理士先生の調査について
聞いたとき
何か心配そうに見えました。

社長は
キスワン本体が
特許にならなかった
これまでの
経費が
無駄になると
考えていたのです。

社長は
セカンドオピニオンを
した方が良いのではないかと
考えていたのです。

今まで頼んでいた
弁理士先生は
信頼がおける
優秀な先生でしたが
「念には念を」を
考えました。

社長の
友達の
娘さんが
新大阪にある
大きな弁理士事務所の
事務員をしていると
聞いていたので
そこに
セカンドオピニオンを
頼むことにしたのです。












2015年11月26日(Thu)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その25

19気圧まで
保持できれば
何の問題もありません。

コンプレッサーの
能力が
8気圧あるいは
9気圧程度だから
19気圧まで
昇圧することは
できないからです。

でも
軸が曲がるのは
困ります。

Oリングから
漏れるのも困ります。

そこで
軸を
パイプから
丸棒にしました。

ステンレスで
新たに作りました。

Oリングの溝が
少し深いように見えましたので
1mmのゴム板を
溝の形に切って
入れ込むことにしました。

丸棒は
業者にもちろん頼みました。

ゴム板は
正子は
自作することにしました。

ホームセンターで
丸く切れる
カッターと
ゴム板を
買ってきて
作りました。

ゴム板が
薄くて柔らかいので
ひとりでは
できないので
松井に持ってもらいました。

組み立てができますが
よく考えると
本体の
底は
丸くなっていて
置くことはできません。

台を作る必要があったのです。

ステンレスの台を
近くの
業務用の料理台を扱う店で
購入しました。

これに
穴を開けることにしました。

見た目だけでは
表面のステンレスの板は
薄そうに見えたので
金切りばさみで
開けられるかと思いました。

でもこれが
意外と厚くて
切れません。

松井が
金切り鋸で
少しずつ
切っていきました。

やっと穴が開いて
本体を据え付け
蓋を丁番で
取り付けました。

9月のはじめ
ついに
キスワンが
「一応」完成しました。





エフエムあまがさき から出演依頼

えらいローカルな話題ですが
失礼します。

先ほど
エフエムあまがさきという
エフエム放送局から
電話がありました。

私を名指しで
電話がかかってきました。

12月4日の金曜日3時半からの
番組への
出演依頼です。

今流行の
携帯電話詐欺かなとも
思うのですが
実際にエフエムあまがさきは
ありますので
その時間になったら
行ってみようと思います。

「呼んでいません」と
言われたら
すごすごと帰ってくる予定です。

万が一にも
この話が本当なら
聞いてみてください。

今時ですので
インターネットで
聞けます。

聞いたからといって
有益な情報は皆無だと思いますが
話のねたに
なるかも知れません。

いや
たぶん
話のねたにもならないと思います。



瓶太奈緒子のおしゃべりワールド
という番組に出るかもしれません。

インターネットで万が一にも聞いてやろうという奇特な御仁が
おいでになりましたら
エフエムあまがさきで聞くことができます。

あなたはお聞きになりますでしょうか。

午後3時半ごろに出演の予定だとディレクターからは
電話をいただいております。

これらの話は
私自身確証がありません。

2015年11月25日(Wed)▲ページの先頭へ
そう言えばマンション管理士だった

昨日
公益財団法人マンション管理センターから
封書がやって来ました。

マンション管理士法定講習の知らせです。

5年ごとに
来ることになっています。

そう言えば
そんな資格も
持っていたかと
自ら確認する私です。

受験した頃は
よく勉強したと
懐かしく思います。

今よりは
少しだけ
ほんの少しだけ
お馬鹿でなかった頃の
話です。







ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その24

朝礼で
キスワンの経過を
社員全員に
報告する機会がありました。

正子は
緊張しましたが
自分の知っていることを
話しました。

キスワンに関係しない社員や
パートさんたちは
全く
わからないような風でした。

何でも
ずけずけ言う
お局様の
パートのおばさんが
質問しました。

「キスワンって
どんな役に立つのですか。

スポンジケーキなら
私できますよ。

そんな高価な機械を使わなくても
できます。」と
言ったのです。

正子は
返す言葉がありませんでした。

スポンジケーキや
ホイップクリームなど
できる人には
簡単にできることで
そんなたいそうな機械は
使う必要などないことは
正子もわかっていました。

正子が黙っていると
松井が
「キスワンが
成功したのは
スポンジケーキや
ホイップクリームだけであることは
事実ですが
まだまだ
全容がわかりません。

もっと
皆様が
食べたことのない
お菓子
いや食品が
できると
正子さんは確信しています。

もうすこし
時間を下さい。

よい結果が
きっと出ます。」と
横から言ってくれました。


社長は
黙って
うなずいていました。


盆も終わった頃
キスワンの
蓋が届きました。

待ちに待った
キスワンの出来上がりだと
正子をはじめ
全員は思ったのですが
新たな困難の始まり
だったのです。

圧力タンクを作った
業者の駐車場で
蓋と
本体を
丁番で
結合して
フランジの溝に
Oリングを入れて
ボルトで締めました。

水圧検査器を
キスワンと繋ぎ
水圧検査を始めました。

水圧検査器の
手動ポンプを
動かして
圧力を高めていきました。

2気圧
3気圧と
圧力を掛けていきます。

正子は
圧力計を
食い入るよう
見ていました。

そんな正子のまわりでは
慌てて
自動車を
移動する車が
相次いで出てきました。

爆発すると
思ったのでしょう。
10数メートル先の
車まで
どこかに行ってしまいました。


そんな中
圧力は
上がっていき
15気圧
16気圧
になりました。

手動ポンプを
押し下げるには
相当な力が
いるところまで来ました。

19気圧になったとき
フランジの接続部分から
漏水です。

水圧は
漏水によって
2気圧まで
一気に下がってしまいました。

丁番の軸に付けていた
パイプが
少し曲がっていました。









2015年11月24日(Tue)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その23

キスワンの
本体については
前述したようです。

蓋との接続部も
前に書いたとおりです。

松栄工機から
送ってもらった
設計図を
足せば
出来上がりです。

というわけで
理屈や方針が
わかりました。

しかしこれを
図面にするには
小さなものなのに
大変でした。

圧力容器ですので
強度が
絶対に必要です。

インターネットで
構造について勉強しました。

図面が届いてから
2週間が過ぎ
キスワンの
図面が出来上がったのです。

本当にできるか
紙で
作ってもみました。

特に
蓋の丁番部分が
難しかったので
段ボールで作って
問題ないか
確認しました。

丁番の位置を
いろいろかえて
試してみました。

大丈夫みたいでした。

強度についても
「たぶん」大丈夫だろうと
思いました。

強度については
出来上がってから
圧力試験で
確かめればいいと
考えていました。

図面を圧力タンクを作った業者に
頼みました。

あまり材で
作るので
見積金額は
安くなっているそうですが
30万円だそうです。

それから
表面を
研磨するために
13万が必要だそうです。

社長に報告はしましたが
作ることになりました。

実際に作る
工員たちの
腕は
確かですから
出来上がりは
充分
安心していました。

仕上りは
ピカピカです。

また
一ヶ月ほどで
蓋部分が
完成しました。

厳重に梱包して
松栄工機に
送りました。
















2015年11月23日(Mon)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その22

2週間後
図面が届きました。

6mmのステンレスを隔てて
複雑な動きをするユニットを
取り付ける
マウント(取付台)と
モーターを取り付ける
マウントが
描かれていました。

正子は
その図面を受け取りましたが
それだけでは
キスワンはできません。

蓋に取り付けるのですが
蓋を設計する必要があります。

本体との接合部分は
簡単でなくてはなりません。

過去に作った
圧力タンクは
フランジで留め付けるのですが
そんな取り付け方では
使いにくいです。

考えても
わかりませんでした。

そこで
会社の
機器の中に
参考にできるものがないか
捜して回りました。

工場の片隅に置いてある
オートクレープを
みました。

オートクレープとは
圧力鍋のようなもので
消毒などに使います。

開け閉めは
一箇所にネジを
締めるだけで
できるのです。

これだと思いました。

本体と
蓋は
この様に
取り付ければいいのだと思いました。

まず
フランジを
両側に取付
一箇所に
丁番を取付
その対辺に
ネジを取り付ける計画です。

圧力タンクのような
締め付ける
フランジガスケット
(全面座用)では
大きな力で
締め付けならないので
1本では無理です。

いろいろ調べて
Oリングが
良いように思いました。

溝がある
フランジに
丸い断面の
ゴムを挟み込み
それを押さえつけて
シールする方法です。

押さえ込む
面積が
小さいので
小さな力で
良いのです。

「これなら」と
正子は思いました。









2015年11月22日(Sun)▲ページの先頭へ
私の企てはたぶん成功しないだろう

今日朝より
「赤ちゃんのお腹になる計画」を
実行しています。

たぶん
成功しないと思いますが
背水の陣です。

そのために
乳酸菌飲料・ヨーグルトだけを食べています。

お腹も空きません。

良いですよ。

あなたもやってみては


美味しいですけど
私にとっては
経費がかかります。

エンゲル係数が
上がりますね。




ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その21

子供たちと
松井が
玄関まで迎えに来てくれました。

出張で
家を空けることが
はじめてなので
心配していました。

花巻空港でかった
南部せんべいを
お土産に出しました。

松井は
スイーツも好きですが
せんべいが好きなので
買ってきたのです。

子供が寝た後
ふたりで
キスワンのことを
せんべいを食べながら
なんだかんだと言って
夜も更けました。

正子は
こんなことが
何度もあったら
太ってしまうと
思いました。

翌朝
会社に出勤して
みんなに
南部せんべいを
配った後
社長に
報告に行きました。

「株式会社松栄工機は
駆動部の設計と製作を
行うことができる。

駆動部以外の
蓋については
小社でする必要がある

そのための図面は
送付する

設計料は
30万円
制作費は
40万円
20台作ると
20万円になる」という
報告をしました。

社長は
「投資なき利益はない」とは
わかっていますが
70万円は
会社にとっては
大きな出費です。

経理担当の
奥さんに
相談してみることにしました。

正子は
心配しました。

常に奥さんは
経費の節減を
言い続けています。

まだ実現するかどうか
全くわからない
キスワンに
70万円の投資は
危険です。

却下されないかと
恐れていました。

正子は
資料と
見積書を持って
社長と一緒に
奥さんがいつもいる
事務室に行きました。

会議室で
説明しました。

正子は
自分でも
真剣に説明していると
思いました。

奥さんは
うなずきながら
すべてを聞きました。

そして
少し考えていました。

奥さんが
黙って
考えているときは
ダメな場合が多いのです。

正子は
奥さんを
ジーと
見ていました。

しばらくの時間が過ぎ
奥さんは
「この
案件は
、、、
投資しましょう。

支払伝票を
上げて下さい」と
答えてくれました。

よかったと
思いました。

__________________
キスワンの
開発は
お金がいります。

私の
特許の中で
一番役に立つ
階段に比べても
初期投資は
相当なものです。

今後
失敗も含めて
投資が
回収できるかどうか
全くわかりません。

特許というものは
お金が要るもんだと
この時
わかりました。

この時までわからなかったのかと
言われそうですが
、、、、、、、、、、


本文に帰ります
__________________

この後
必要な経費は
ほとんど
無審査で
支払われることになります。

正子は
この会社では
一番
お金を使う
社員と
思われることになります。









2015年11月20日(Fri)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その20

__________________
11年4月初旬に
キスワンの伝達装置を
注文するため
株式会社松栄工機に
向かいます。

松栄工機の
部長様が
親切に対応して頂いたので
キスワンが完成したのだと
今になって思います。

ありがとうございました。
株式会社松栄工機は
今は
もっと大きくなって
株式会社プロスパインと
社名もかえております。

小説に帰ります。
__________________



松栄工機は
東北では
有名な企業で
宮城県大崎市にあります。

位置だけで言うと
仙台空港が
近いのですが
地震の関係で
使えませんでした。

正子は
花巻空港に
到着すると
タクシーで
大崎市に向かいます。

高速道路は
工場に近づくにつれて
凸凹になっていました。

インターチェンジを
降りたら
倒れている
家もありました。

タクシーは
ナビで
向かいましたが
渡る橋が
通行止めです。

地震で潰れたようです。

大回りで
迂回して
やっと工場に着いたのは
11時を過ぎていました。

受付で
正子は
挨拶しました。

中から
老練な部長が
出てきて
名刺交換しました。

工場は
とても綺麗で
新しく
その上
整理整頓が行き届いているようでした。

工員さんの
作業着は
毎日かえているのか
洗い立てで
アイロンの跡が見えました。

食品工場の
正子の会社より
綺麗だと思いました。

いつでも
ケーキが
作れそうな
工場だったのです。

工場の片隅の
暖房の効いた
コーナーの
机で
話を始めました。

部長が
真ん中で
若い設計担当者が
3人でした。

既に送ってある
キッチエイドは
分解されていました。

モーター部分と
攪拌羽根の複雑な動きをするユニットです。

そのユニットは
わりと小さくて
こぢんまりしていました。

ユニットは
モーター部分に
ネジで付いていて
ネジを外すと
ユニットは
上のカバーと
外側に歯車がある部分と
中の芯と
歯車の部分に
バラバラになってしまいます。

部長は
非接触型磁気歯車の
見本で
説明しました。

磁石が
交互に付いている
直径10cm位の円盤を
圧力壁を挟んで
回すことになります。

今までに
3mm程度の
ステンレスを
隔てて
回転を伝えたと
部長は
言いました。

正子は
圧力壁は
6mm以上だと
説明すると
部長は
目を輝かせました。

12時の
チャイムが
工場内に
鳴りました。

部長は
近くの
レストランに
誘いましたが
正子は
弁当を持ってきていました。

それを言うと
部長は
展示室のような部屋に案内してくれました。

そこで
弁当を
食べました。

食べ終わって
展示の
非接触型歯車の
実物模型を
見て回りました

よくできていました。

正子は
もともと
機械ものには
興味がありませんでした。

しかし
この
数ヶ月
キスワンを
担当して
機械に興味を持っていました。

取っ手を回すと
いろんなところが
回ったり
上下に移動したり
する模型です。

今までにない
模型に
正子は
少し興奮しました。

部長が入ってきて
説明しました。

部長は
この
非接触型歯車を
考え出したそうで
それを
説明してくれました。

工場の
ことも
いろんな事を
話してくれました。

そんな話を終えて
昼からの打ち合わせになりました。

30分ばかし話した後
「隔壁の
図面を送るので
隔壁を
作ってくれたら
モーターと
回転ユニットを取り付ける」と言うことで
終わりました。

タクシーで
帰る途中
松島によってから
花巻空港まで
帰り
飛行機で
家に帰ったのは
9時頃でした。

















2015年11月19日(Thu)▲ページの先頭へ
キスワン本体の中の写真

キスワン本体は
本体と
蓋部分に分かれます。

重さだけで言うと
蓋の方が
少し重いのです。

本体は
キッチンエイドの
攪拌槽が
ぎりぎり入るくらいの大きさで
下に
攪拌槽を
止めるための
台座が付いています。

攪拌槽を
少し回して取り付けます。

現在の
本体の写真には
温度管理用の
パイプが
付いているのと
攪拌子が
付いているのです。












ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その19

キスワン本体の
図面は
スケッチでは
すぐに描けました。

しかし
jw-cadで
描くのは
簡単な図面なのに
相当大変です。

キッチンエイドの
攪拌槽の台を取り付ける
ボルトを
どのように付けるかが
難しいように思いました。

しかし図面は
しっかり描けているので
「まあ
いいか」と
正子は思いました。

そんなことをしているところに
大きな揺れが起きました。

ゆっくりとした
揺れです。

あとになってわかるのですが
東北地方太平洋沖地震だったのです。

凄い惨状が
テレビに映り出されていました。

正子は
気が滅入るので
テレビは
見ないようにしていました。

子供や
松井も
それまでは
テレビをつけて
食事をしていましたが
テレビを見ないほうに
なっていました。

設計の方は進んでいませんでした。

蓋の部分が問題です。

モーターの回転を
中に同様に伝えるかです。

正子は
わかりませんでした。

ネットで
一日中調べていました。

わかりませんでした。

二日目も3日目も
調べましたが
わかりません。

何日か
調べた後
たどり着いたのが
「磁気の力で
動力を伝達する装置」
のページでした。

電話しました。

キスワンの構造を
電話で話しました。

しかし相手は
あまり分かっていないように
正子には
思いました。

キッチンエイドを
持って行って
説明したら
分かり易いのではと
思いました。

社長に言いました。

社長は
行ってくるようにと
言いました。

経費が
要るので
ひとりで行くようにと
言われました。

地震の
ちょうど
一ヶ月後に
飛行機で
東北の
松栄工機に向かうのです。




2015年11月18日(Wed)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その18

大きな損害です。

正子は
「もう
私が
図面を描くしかない」と
思いました。

松井が
以前に
CADについて
話していたのを
聞いたことがあったのです。

フリーソフトの
CADである
jw-cadを
使ってみることにしました。

パソコンも
図面も
機械も
得意でない
正子は
CADのお勉強です。

社長の奥さんが
会社に完全復帰したので
雑用が
ほとんどなくなり
それに
没頭できるようになったのです。

jw-cadで
図面をある程度描けるようになるのに
たいした時間は
要りませんでした。

それより
どのように
するかです。

順番に
考えてみることにしました。

キスワンは
キッチンエイドの
攪拌槽が
入る大きさが
絶対必要です。

攪拌槽は
直径25cm弱なので
そう言うわけで
既製品の
パイプを使うなら
250Aだと思いました。

パイプの太さも
勉強していました。

蓋部分と
本体部分に分かれなければ
使えないので
本体部分は
攪拌槽を入れる
大きさが
必要で
充分だと思いました。

キッチンエイドの
攪拌槽は
下の台に
回しながら
取り付ける様になっていますので
本体部分の
下に
キッチンエイドの
取付台を取り付けると
良いのではと
思いました。

蓋の部分には
キッチンエイドの
羽根の部分と
モーターの部分を
取り付けることになります。

正子は
キッチンエイドを
分解しました。

モーターの軸と
直角に
曲がって
攪拌の羽根が付いていました。

攪拌の羽根は
自転しながら
大きく回っていきます。

そのように回る
機構が
羽根の根元に
付いているのです。

直角に曲がるため
モーターの部分を含めて
圧力タンクの中に入れると
本体部分の
250Aのパイプの中には
納まりません。

モーターの部分は
圧力タンクの外に出さねば
ならないという
答が
出たのです。

それでは
どのようにして
モーターの回転を
攪拌の羽根に伝えるのか
それが問題です。


2015年11月17日(Tue)▲ページの先頭へ
女房殿と私は信じるところが全く違う

女房殿と
性格が違うことを
以前から
分かっていました。

それは
当たり前のことだと
思っていたのですが
今日にあって
信じるところも
違うことがわかりました。

「信じるところが
全く違う」と
女房殿に言ったら
女房殿曰く
「正治さんと同じ人など
世界中を捜しても
いるわけありません」と
言われてしまいました。

私は
そんなに
レアな
存在なんでしょうか。

ごくごく普通の
おジンだと
思うのですが

あなたはどのように思いますか。

私のブログって
偏向していますか。









ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その17

キスワンの本体を
作らねばならなくなりました。

何しろ
責任者ですから

圧力タンクを作ってくれた
業者に
先ず声をかけました。

「図面があれば
何でも作るが
図面がないと
作ることができない」という
決まった返事でした。

工場まわりもしました。

インターネットで
できそうな会社を探して
電話もしました。

数十社問い合わせました。

しかし結果は
出ません。

これは
キスワンの内容が
伝わっていないからだと思いました。

鉄工所に
説明する言葉は
「この
キッチンエイドを
圧力タンクの中に
入れたい。

なるべく小さめで
開け閉めが
簡単なように」です。

具体的であるようで
全く抽象的なことを
正子は
わかりませんでした。

そんな中
武庫川の河口付近の
工場が
図面を描いてくれることになりました。

キッチンエイドを持って
打ち合わせに行きました。

設計の担当者と
その会社の社長と
3人で話をしました。

同じように説明して
キッチンエイドを入れることを
話しました。

「モーターを
入れない方が」と
社長が
提案してきました。

正子は
モーターが外になれば
圧力タンクは
小さくなるが
モーターの
回転を
中に伝える機構がが
必要になるのではと
思いました。

文系出身の
正子には
想像できませんでした。

要求を
すべて
言って
終わりました。

最後に
設計の代金として
36万円の
見積書をもらって
帰社しました。

社長に
見積書を見せると
少し困ったように見えましたが
承諾してもらいました。

1ヶ月くらいたって
図面が
メールで送られてきました。

相当詳しく
描かれていましたが
正子は
不満でいた。

相当大きなものなのです。

実際に完成する
キスワンの
倍以上の大きさがあったのです。

圧力タンクを
貫く
軸は
パッキンと
パッキンを締め付ける
ネジが
幾重にも並んでいました。

モーターを
外に出したからと言って
圧力タンクが
小さくなっていないのです。

それに
もっとよくないことには
タンクが大きくなった関係で
締めるためには
数本の
ボルトを締めなければならないのです。

社長と相談しました。

社長も
図面の欠点が分かっていて
不採用になりました。

即ち
36万円は
無駄になってしまったのです。

正子の
お給料の
1.5ヶ月分です。






2015年11月16日(Mon)▲ページの先頭へ
いつ特許になるかなと待っていたら

圧力攪拌開放器(キスワン)が
特許査定を受けて
だいぶ日にちが経つのに
弁理士先生から
特許証が
やって来ません。

なんか変だと
調べてみたら
女房殿に
頼んでいた
振り込みが
送れていたのです。

特許になるためには
登録免許税を
納めなければなりません。

それを
納めていなかったため
特許になっていなかったのです。

さっそく
振り込みました。

「早く特許になれ」と
思う次第です。









2015年11月15日(Sun)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その16

定例の開発会議が
2月のはじめ行われました。

社長は
圧力タンクを用いた
この開発の名前を
「キスワン
:KISWAN)とする」と
発表しました。

「世界ではじめてだから
一般名など
あるわけがありません。

漢語で
圧力攪拌開放器などと
呼べば
その中身が
他社に分かってしまいます。

ここは
秘密保持のために
開発コードを
決めることにしました。

今後
この開発を
キスワンと呼ぶことにします。

この責任者を
正子さんお願いします。

みんなも
正子さんを
応援して
協力するように
」と
社長は言ったのです。

入社15年目
正子は
ついに
責任者になったのです。

正子は
「社長ありがとうございます。

責任者として聞きますが
キッスワンとはどういう意味ですか」と
尋ねました。

「キッスワンではなく
キスワン
キ スワンです。

私の奥さんの名前から
取ったのです。

ちづ子ですので
千羽の鶴
千羽を
千倍として
キロ:Kilo
鶴は
スワン Swan
だから
キロスワン
キスワンということです。」と
答えました。

正子は
それは間違っているんではないかと
思いました。

「社長
それは間違っています。

スワンは白鳥です
確か
鶴はクレーンと呼ぶのではないですか。
クレーン車は鶴の首のように長いので
そう言う名前になったと
聞いたと思います。」と
社長の間違いを
速攻で
指摘してしまいました。

社長は
バツが悪そうな顔をしました。

「キスワン
いい名前ですよね。

これで行きましょう。

きっと奥さんも
喜ぶし」と
言って
前言を撤回して
そのようにすることに
しました。

__________________
キスワンは
すぐに考えつきました。

間違いを気付くまで
2ヶ月を要しましたが
「まあいいか」と
考えていました。

取引先の
社長に
キッスワンは
ちょっとダメなのでは
といわれたことがありました。

キッスワンと
誤解されることが多いので
はっきりと
キスワンというようにしていました。

本文に帰ります
__________________













2015年11月14日(Sat)▲ページの先頭へ
圧力タンクの蓋を開けるのに使うクレーン

ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」で出てくる
圧力タンクは
重いです。

蓋を開けるのにも
人の力では
無理です。

というわけで
クレーンを使っています。

これで
少しは簡単です。





ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その15

年初の
雑用が終わって
圧力タンクの
実験にかかりました。

年末に
弁理士先生に出した
特許の件は
返事が返ってきていません。

先願調査に時間が掛かっているようでした。

その日は
当初考えていた
コーヒーメーカーを
圧力タンクに入れて
コーヒーを
作ってみました。

出来上がったので
飲んでみましたが
変わりませんでした。

条件を
いろいろ変えて
やったりしました。

出来上がった
コーヒーを
圧力タンクに入れて
混ぜたり
ミルクを入れて
混ぜたり
考えつくことは
すべてやってみましたが
特に変化は
ありませんでした。

正子は
がっかりしました。

松井や
社長にも
告げました。

大変残念がっていました。


1月も終わりの頃
弁理士事務所から
特許になりそうだという
返事が来たので
特許を
出願することになりました。

社長は
圧力タンクを
もっと小さくして
使い易く
するように
正子に言ってきたのです。

正子は
文系の大学を出ています。

理系の
学問が
できないからなのですが
まさに
苦手なことを
するように言ってきたのです。

社命ですので
何とか
考えますが
いい案が出ません。















2015年11月13日(Fri)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その14

自分で作ったものは
何でも美味しいという
公理を
取りのぞいても
美味しかったと
正子は
思いました。

松井も
嬉しそうでした。

いろんな気圧や
攪拌時間などを変えて
実験を繰り返し
できたものを
社長室へ
持っていきました。

社長も
感激した様子で
同じように
弁理士先生に
報告するように
いいました。

5時まで
時間があったので
さっそく
スポンジケーキの作り方の
要約を
送りました。

翌日は
祝日でしたので
家で
子供と
スポンジケーキを
作りました。

いつものように
混ぜると
ぺしゃっとなって
うまくできませんでした。

そんな
スポンジケーキに
デコレーションをして
みんなで
美味しく
食べました。

正子は
自分で作ったものなら
こんなものでも美味しいのだから
自分で
普通のものをできたら
どんなに
美味しいことだろうと
考えました。

そんな事を考えならが
圧力タンクで
もっと
他のことができないかと
考えていました。

年末は
おせち料理で
正子の会社
てんてこ舞いなので
正子も松井も
配達の仕事や
荷物運びなど
年末だけは
松井は
残業を
しました。

除夜の鐘が鳴って
新年があけた頃
松井は
家に帰ってきました。

新し発見があった
2010年は
終わって
2011年が始まりました。

正子は
2011年も
新しい発見が続く年だと
思ったのですが
それは
違いました。

超たいへんな年になるのですが
正子は
それを知りませんでした。





2015年11月12日(Thu)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その13

翌日
社長に言われていたので
圧力タンクで作ったホイップクリームと
普通に作ったそれとの
比重を
調べてみました。

予想した通りでした。

そのように
社長に報告すると
弁理士先生に
特許にならないか
尋ねておくように
言われました。

いつものように
メールで
お願いしました。

その日は
それで終わって
翌日は
スポンジケーキを
作ることにしました。

松井も参加して
作ることにしました。

松井は
「普通に
メレンゲを作って
それに小麦粉を混ぜて
圧力タンクに入れて
かき混ぜればいいのでは」
と言ってきました。

正子は
「あなたは
圧力タンクの
力を信じていないのでは
私は
材料すべてをひとつに攪拌槽に入れて
混ぜれば
きっとできると
思います。

遠回りをせずに
最初に
私の案から
しませんこと」と
答えました。

松井は
正子が
すごい自信があるのに
驚きました。

と言うことで
普通では
考えられない方法で
スポンジケーキを
作り始めました。

キッチンエイド
(攪拌機の商品名です)の
攪拌槽に
先ず卵
そして砂糖
それから小麦粉を
加えました。

蓋のネジを
松井がすべて締め付け
加圧空気を入れて
3気圧にしました。

外にある
電源を入れて
中の羽根を
回しました。

外から見ていると
よく混ざっているように見えました。

混ざっていますが
かさ高になったようには
見えませんでした。

念には念をいれて
10分ばかし
かき混ぜました。

中の空気を
バルブを開けて
放出しました。

中を
ふたりが
見ていました。

圧力が下がるにつれて
膨れてきました。

とくに
2気圧を切った
最後の方に
大きくなりました。

スーっという音ともに
圧力計が
1気圧を示しました。

取り出すと
泡だったものは
しっかりしていました。

型に流し込み
焼きはじめました。

焼くと
もう少しだけ
膨れて
スポンジケーキが
焼き上がったのです。

焼き上がったスポンジケーキを
切り分けて
試食しました。

正子は
はじめて作れた
スポンジケーキは
美味しかったのです。





2015年11月11日(Wed)▲ページの先頭へ
キスワンを成功させたのはこの圧力タンク

ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」に登場する
圧力タンクの実物は
写真の様なものです。

周りに
たくさんのボルト
(たぶん20本)
があって
これを
きつく締めないと
使えません。

逆に
これを
全部弛めて
取らないと
使えません。

中は
大きくて
いつも使っている
攪拌機や
コーヒーメーカー
餅つき器などが
入ります。

開け閉めは
大変ですが
頑丈で
10気圧の
圧力検査をしています。

実際は
30気圧はには耐えられると思います。












ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その12

__________________
私が
圧力タンクで
最初に実験して
蓋を開けたときの
衝撃を
今も忘れません。

言葉で
うまく表現できませんが
大きな衝撃を受けました。

2010年の12月20日の
夕方でした。
私が58才の時のことです。

全身から
血の気が引く気がしたのです。

体の震えと
倒れるような
気もしました。

作中の
人生経験が
私よりも浅い
正子が
そのように
感じるかどうか
想像できませんが
小説に戻ります。
__________________


タンクの中の
攪拌機の中の
生クリームの量が
いつも量でないのです。

攪拌機として
有名な
キッチンエイドは
正子が
以前買ったものでした。

生クリームを
ホイップしたり
メレンゲをつくったりして
使っていたものです。

普通に
生クリームを
ホイップすると
体積が
2倍程度に
大きくなるのですが
それが
4倍以上に
ふくれあがっているのです。

正子は
びっくりしました。

ドキッとしました。

そのあと
電話を取りだし
松井で
電話しました。

正子は
何も考えることなしに
反射的に
電話しはじめたのです。

松井が
電話に
なかなか出ないので
正子は
イライラしました。

ながく
呼び出したように
思いましたが
やっと
松井が出ると
開口一番
「松井さん
スゴーイ
スゴーイです。

生クリームが
ホイップクリームが
スゴーイです。

早く
来て下さい。」と
言ったのです。

松井は
圧力タンクで
正子が
実験しているのは
知っていましたが
何かの事故かと思って
研究室から
すぐさま
やって来たのです。

圧力タンク前に立ち尽くす
松井は
安心しました。

ゆっくり後ろから近づいて
正子が
見ている
中を見ると
攪拌機の中に
大きくなった
ホイップクリームを
見ました。

松井も
びっくりしました。

正子以上に
衝撃を受けたのか
しばらく
何も言いませんでした。

そして
しばらくして
ふたりは
目と目を合わせて
抱き合いました。

大きな声で
ふたりは
「やったー
スゴーイ
スゴーイ」と
叫びました。

ホイップクリームを
取りだして
試食しました。

砂糖が入っているので
甘くて
少し軽めの
ホイップクリームだと
感じました。

「美味しい
美味しい」と言いながら
相当食べてしまいました。

外は
暗くなっていました。

会社は
5時定時退社を
勧奨していました。

「残業はしないさせない」というのが
社是です。

正子は
残った
ホイップクリームを
容器に入れて
研究室の
冷蔵庫に入れ
攪拌機を
洗って
仕舞いました。

5時になったですが
社長を
事務室で待っていました。

社長の家は
会社のとなりにあって
戻ってくると
わかるからです。

6時なって
車で帰ってきた
社長に
会って
ホイップクリームのことを
言いました。

社長は
大変喜んで
「よかった
よかった」と
言って
その日は
終わりました。




2015年11月10日(Tue)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その11

正子は
鉄を
サッサと切って
パッパと溶接したら
圧力タンクなんか
かんたんにつくれるのにと
思っていたのですが
それが
メッチャ大変なんです。

正子の住んでいる
尼崎には
鉄工所が
並んでします。

スケッチを持って
訪れるのですが
図面がないと
話さえできないのです。

検討すると
言ってくれた
鉄工所も
連絡が来ないのです。

そんなことが続いて
もう夏になっていました。

社長も
しびれを切らしたのか
探し始めました。

そんな中
正子は
作ってくれる
鉄工所を
ついに見付けました。

それ程小さくもなく
大きくもなく
ステンレス加工用の
クリーンルームも
持っていました。

夏の終わりに
図面ができて
圧力テストをして
12月のはじめに
納品されました。

大きさは
高さ70cmほどのものです。

600Aの
鉄パイプに
両端に
フランジを
取り付けて
ブラインドプレートに
のぞき穴を設けたものです。

横に
電気の線の
挿入口と
加圧空気を入れるコック
それと
連成計(高圧と真空の状態を測定する計器)が
取り付けられていました。

研究室は
天井高がないので
倉庫の
片隅に置きました。

のぞき窓のある
蓋が
100Kg近くあるので
クレーンで
蓋を開け閉めするのです。

天井の鉄骨から
小型クレーンで
蓋を吊っていました。

タンクが来て
クレーンを設置して
使えるようになったのは
正子が
考えついてから
1年経った
12月の
20日でした。

4時頃になっていましたが
正子は
最初の
実験をすることにしました。

タンクの中に
「キッチンエイド」
(アメリカ製の攪拌機の商品名です)
を中に入れました。

攪拌槽に
生クリームを入れて
蓋をしました。

周りにある
フランジのネジを
メガネレンチで
すべて
しっかりと
固定しました。

ノンオイルコンプレッサーから
圧縮空気を送りました。

10気圧まで上げることができますが
はじめてですので
3気圧まで上げました。
(計器は国際単位系で
メガパスカル表示ですが
作中では
気圧(atmosphere)を用います。)

機械の電源を
外から入れると
中で回り始めました。

生クリームは
冷たくした方が
泡立つのですが
ちょうど
寒い冬で
暖房の効かない
倉庫だったので
何もしなくても冷たかったのです。

外から見ていて
充分に
泡だったと
思ったので
止めました。

そして
圧力を抜いて
ボルトを外し
蓋を開けました。

中のものを見て
正子は
目を大きく広げて
大きな衝撃を受けました。









小社防音室が尼崎経済新聞に掲載されました。

かねてより製作しておりました 防音室が 完成しましたので 効果のほどを知るために ドラマを使って 公開実験を行いました。 11月3日に 尼崎経済新聞の記者が来られて 取材を受けました。 記事になるかと 見ていましたが ならないので 編集カットかと 思っていましたが 今日みましたところ 記事を発見しました。 新聞の記事の方が 簡潔で 正確だと 改めて思いました。 記者は偉い

尼崎経済新聞の防音室についての記事

2015年11月09日(Mon)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その10

正子は
機械の泡立て器を
圧力タンクの中に入れて
加圧して
攪拌してから
減圧して
蓋を開けたら
きっと
泡立つものなら
泡が大きくなって
出来上がると
考えました。

これを
実証するためには
圧力タンクが必要です。

攪拌機を
入れる余裕がなくては
いけないので
圧力鍋くらいの大きさでは
役に立たないとも考えました。

やはり
正子だけの力では
この実験はできないと
思いました。

そこで
社長が参加する
開発会議に
企画書を
提案しました。

開発会議の議題は
新しい研究の提案など
全くといって程なく
食品の製造の
最適化が
議題に上ることが
多かったのです。


正子の提案に
会議では
松井も
びっくりしていました。

社長も
驚いていました。

正子より
後に入社した
研究員は
圧力タンクのなかに
攪拌機を入れたら
故障するのではないかと
質問されました。

正子は
モーターは
もともと
圧力に強く
コンデンサーを
外に置けば
問題ないと
答えました。

それに
攪拌機そのものは
それ程高価のものでもないので
潰れたら
潰れたときのことにしたら
良いと答えました。

醤油とラー油の
大発明以来
大きな
発明はなかったので
社長も
かけてみることにしました。

正子の勤めている
会社は
食品会社ですので
圧力タンクの製造は
もちろん外注になります。

雑務の担当の
正子が
外注先を捜すことになります。

取引のある
会社には
圧力タンクを作ってくれる
会社はありませんでした。

そこで
町の工場を
尋ねて
依頼することにしました。

鉄工所では
図面があれば
製作するが
図面がないと
作ることはできないと
言われてしまいました。

図面も書ける
鉄工所は
なかなか見つかりません。

























2015年11月08日(Sun)▲ページの先頭へ
ブログ小説「スポンジケーキをつくりたい」その9

2010年の春
正子は
松井と松井との間に生まれた
女の子と男の子と
幸せに暮らしていた。

正子は
お料理が好きです。

とくに
松井が
喜んでくれる料理ができたら
正子も
大喜びでした。

松井は
正子とつきあい始めた頃から
お酒は
付き合い以外では
飲まなくなりました。

甘いもの好きになっていて
いろんなスイートに
挑戦していました。

正子が
大福餅や
おはぎのような
和菓子を作ると
松井は幸せそうな
顔で
ゆっくりと
食べていました。

子供にも
大好評でした。

和菓子は得意でしたが
洋菓子は
正子は
苦手でした。

スポンジケーキが
うまく作れないのです。

スポンジケーキをつくるには
先ず卵の白身
あるいは全卵を
泡立てて
メレンゲを作ります。

それなりの
機械を買って
メレンゲを
作ります。

冷えた方が良いので
相当冷やして
作りました。

つぎに
小麦粉や砂糖などを
混ぜて
焼けばいいのですが
正子には
それができなかったのです。

一番単純な
小麦粉と砂糖を混ぜると
泡が立っているメレンゲが
ペチャンコになってしまうのです。

あらゆる本や
インターネットサイト
パテシエに教えうけても
膨らみません。

正子は
何か
呪われているのかと
思うほどです。

正子は
是が非でも
作りたいと思っていました。

正子は
会社では
事前の
先行特許調査を
まかされていたので
先行の
特許がないか
調べてみました。

調べてみると
大手の
お菓子メーカーでは
圧搾空気を使った
連続的に
作り出されるそうです。

大きな機械で
家庭で
置けるような
ものではないのです。

正子は
圧搾空気が
ヒントではないかと
思いました。

お菓子の袋が
山の上に行くと
膨らむことを
使えないかと
思いました。

正子は
子供の時から
早く寝る習慣になっています。

松井もそれに合わせて
9時には
床に入ります。

正子は
夜中
2時頃
目が覚めます。

用をたして
また床についても
寝入りまでの時間
正子は
考え込むのが
日課でした。

正子は
その時間
ズーッと
考え込んでいました。

1ヶ月くらい考えたあと
思いついたのです。

圧搾空気を
液体に混ぜて
それを
もとに戻すと
良いのではという
考えに至りました。

圧力下で
混ぜて
それを
常圧に戻せばいいのだと
思いました。











私は猫の係ではない

我が家の周りには
野良猫同然に飼われている
猫が
数匹いて
我が家の猫の額ほどの敷地に
糞をします。

困ったものです。

そこで我が家では
防犯カメラを設置して
猫の侵入を
常時監視しております。

敷地への侵入を
「現認」すると
急いで
庭に出て猫を
追っ払います。

大方は
女房殿がしていただいております。

「時にはしてよ」と
言われたのですが
遠慮しています。




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