互い違い階段を作るのは大変です。
若者風に言えば
超タイヘ〜〜ン
(今時の若者がそんな風には言わないでしょうね。)
でも大変なんです。
手間がかかる互い違い階段を
作っているのです。
他にも仕事があるし、、、
長編小説「昭和」 その193
長編小説「昭和」 その193
前書き
今までのあらすじ
その1からその160まで まとめたもの
大雨が降ったら
田畑をはじめ家々のうち
低いところに建った家も
浸水しました。
市蔵の家は
前にも話しましたが
石垣で
高い位置に建っていたので
家は古かったですが
浸水することはありませんでした。
この
浸水した水は
元々は雨水で
透明な水ですから
浸水はさほど汚れることはありません。
昔は今と違って
泥流が流れ込むというようなことはなかったように思います。
田畑が
緑のダムで
洪水はあっても
穏やかにしていたのかもしれません。
だからといって
浸水してもたいしたことがないということはありません。
壁は落ちるし
トイレの肥溜めは
あふれるし
汚い話ですが
「みそもくそも一緒くた」
(関西の方言で味噌と糞尿が一緒なってしまった)
になってしまうのです。
こんな浸水が起きるのは
粗末な家に住んでいる
小作人です。
市蔵は先祖伝来の
家があったからよかったですが
市蔵の弟の
子供の弟の家は
貧しい家なので
いつも浸水していました。